日本全国の統計によると、1世帯に1台以上の割合で自家用車を保有していることからわかるとおり、多くの方々にとって自家用車は日常生活に欠かすことのできないものですが、修理が必要となったときに数万円から数十万円の費用が掛かる家計を圧迫するものであることも事実です。専門業者に頼むと高くつくものであっても、自分で修理すれば安く抑えられることもあるので、できるものは自分で修理したいと考える方もいるでしょう。もっとも、自動車は複雑な数多くの部品が組み合わさってできているものですので、初心者がむやみに修理すると状態を悪くしてかえって高くついてしまうこともあります。ここでは、自分で車を修理する際の基礎知識として、専門家に頼むべきものと自分で修理できるものをそれぞれ説明していきます。

専門家にしかできない車の修理について

自動車は多くの部品が複雑に組み合わさっているため、専門家にしか修理できないもののほうが多いと考えておいた方が良いです。自動車のトラブルでよくあるものを紹介すると、まずエンジン系のトラブル。例えばエンジンから異音がしたり、アイドリングが安定しないなどの症状がある場合です。このような場合の対処法としてエンジンオイルの添加剤の使用を進めているインターネットサイトなどもありますが、エンジン周辺の部品を取り外したりエンジン内部を確認しないと根本的な問題を解決することはできません。また、自動車をぶつけたときに凹み傷ができてしまうこともありますが、これも板金屋に依頼しないときれいに戻すことはできません。さらに、ヘッドライトの電球の交換なども、専用の工具がないとカバー割ってしまうおそれがあるので、同じく専門業者に依頼すべきです。

自分でもできる車の修理について

一方、初心者でも自分でできる修理としては擦り傷の修理、バッテリー交換、タイヤ交換、エンジンオイル交換があります。このうち一番大掛かりなのがエンジンオイルの交換で、専用のジャッキや工具が必要となるため自分でやるよりも専門業者に頼む方がむしろ安く済みますので自分でやってできないことはないですが、専門業者への依頼をおすすめします。その他の修理は比較的簡単で、木の枝などに自動車が接触することでついてしまう擦り傷はコンパウンドという研磨剤を使うことにより傷があったことが分からないくらいにきれいにすることができますし、バッテリーの交換は交換用のバッテリーとドライバーさえ用意すれば実施できます。タイヤ交換は最も基本的な自分でできる修理であり、自動車には必ずジャッキとレンチが車載工具として備え付けられており、自動車の取扱説明書にも交換の仕方が記載されているので最も手軽に始められる自動車の修理となります。